2020年4月に書いています。
現在、新型のウイルスによって緊急事態宣言が出され、日本全国民が自宅で過ごす時間が増えています。
世界では病院に受け入れてもらえずに自宅で亡くなられる方も。
その事実を突きつけられると、不安になるのは独身の人。
私も30代後半で独身なので『孤独死』という言葉が頭によぎるようになりました。
今、時間があるときだからこそ、考えて提示したい課題だと感じます。
それでは、まずは独身問題についてお伝えします。
独身が増大中
アベノミクスで経済が潤っていたはずなのに、一般庶民は貧困層が増え、結婚どころじゃない人が増えました。
なんとなく感じる独身の多さに危機感は薄れていましたが、数字上でも本当に独身率が上昇していたんです。
そんな言うほど独身多いの?
男性と女性に分けた統計を見てみて。
独身率
内閣府が発表している独身率をお伝えします。
調査時は2015年までの統計になります。
《男性の統計》
- 30~34歳➡ 2人に1人は独身
- 35~39歳➡ 3人に1人は独身
《女性の統計》
- 30~34歳➡ 3人に1人は独身
- 35~39歳➡ 4人に1人は独身
独身仲間、めっちゃ多いんだねー。
独身仲間が増えると危険なこと
『独身仲間』が増えると嬉しいけど、そのせいで危険なことも増えてしまいます。
3つの危険をお伝えしますね。
危機感が少なくなり婚期を逃す
友達も知り合いも職場でも独身仲間がいる。
そんな暮らしをしていると、『独身であることの危機感』が減ります。
裕福な暮らしをしている人なら独身でも良いのかもしれません。
しかし、一般庶民はただただ婚期を逃し、一生独身でいる確率を上げてしまいます。
10年後・20年後に「やっぱり結婚したい」「独身で寂しくなってきた」と思った時には遅いのです。
少子化
結婚しない人が増えると、少子化になり日本人の減少に繋がります。
日本人の若者が減ると、年金問題も深刻になります。
もしも、外国人の移民に頼る時代が来た時に、日本が安全な国を維持することができるのかも不安ですよね。
孤独死
「実家暮らしだから安心」なんて思っていられません。
両親はいつまでも生きてはくれません。
独身の人は、いずれにせよ一人暮らししなければならないのです。
夜中に突然胸が苦しくなったら…思い切り転んで頭を打ってしまったら…と考えると怖いですよね。
孤独死は一人暮らしなら誰でも起こりうることなのです。
こ…怖い…。
孤独死の統計
遺品整理をしてくださる会社・横浜ベスト遺品整理社さんの公式サイトから引用させて頂きます。
タイトルは『統計で見る孤独死(2018)過去15年で2倍以上に増加』という内容。
タイトルを見ただけでゾワッと恐怖を感じました。
全国的に孤独死を迎えられる方が増え続けています。
横浜ベスト遺産整理社より引用
横浜ベスト遺品整理社は、孤独死による特殊清掃業務も請け負っており、孤独死の現場のお片づけ以外にも、殺菌、消臭などを含めたサービスを実施しております。
当社でも2018年に入ってから、去年と比較しても孤独死での依頼が経験したことのない増加傾向にあります。
うわぁー遺品整理の人がいうなら本当なんだね。
次に、東京都観察医務院の統計データを見てください。
恐ろしいほどに孤独死の数が増えているんです。
現在問題になっているウイルスのようなものが、また10年後に流行ることがあるかもしれません。
そのときに、独身だったら…と考えると怖くないですか?
ローマ法王が来日した時の言葉
2019年に38年ぶりにローマ法王が来日。
そのとき、日本国民に向けスピーチをしてくれました。
その内容をプレジデントオンラインさんの和訳を元に、ローマ法王の言葉をお伝えします。
自分たちに聞いてみよう。「私にとって、最悪な貧困とは何か?」「最もいい貧困とは何か?」もし、私たちが正直であるならば、わかるはずだ。最悪な貧困とは孤独であり、愛されていないという感覚であると。この精神的貧困に立ち向かうのは、私たちに求められる責務である。そして、そこに、若い人が果たすべき役割がある。私たちの選択肢、優先順位についての考え方を変えていく必要があるからだ。
プレジデントオンラインより引用
最悪な貧困とは孤独であること。
そして、誰からも愛されていないという惨めさなのです。
きっと、独身を続けて行くと、いつかこの気持ちにぶち当たるんだろうと感じます。
既婚友達とも疎遠になってきてるから既に孤独かも。
女性は家庭に入ると疎遠になるっていうよね。
結婚しなくてもパートナーを
孤独死のことを考えると怖いけど、結婚はしたくないという人もいるでしょう。
それならば、籍を入れないパートナーがおすすめです。
パートナーがいるメリット・デメリット
パートナーがいるデメリット
・簡単に別れる可能性がある
・人と住むことが苦手な人にはツライ
・堂々と親に紹介できない
親に紹介したら「結婚しなさい」って言われるもんね。
パートナーがいるメリット
・帰ると人がいる安心
・毎日話せる人がいる
・病気のときは助けてもらえる
・経済的ピンチのときはカバーし合える
・なにより好きな人と一緒で幸せ
・別れてもバツが付かない
メリットのほうが多いね。
そして結婚より自由度が高いよね。
安心を求めるなら婚活を
人と人との繋がりが多いほど、なにかあったときに救われます。
結婚は自分を守るための一つの方法だと考えられますね。
不安定なときほど人は結婚を意識します。
すなわち、婚活をし始める男女が増加する傾向にあるということ。
当サイトでは、婚活を応援する記事を書いていますので、他の記事もぜひ御覧くださいね。
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【まとめ】独身の孤独死を考える|ローマ法王も言ってた日本の孤独問題
- 日本の独身率が上昇中
- 孤独死も増えている
- ローマ法王が問題提議した『日本の孤独』を考える
- 結婚が嫌ならばパートナーを作ろう
- パートナーにはメリットが多い
- 安心したい人は婚活をしよう
暗い世の中に、さらに暗くなるような内容ですが、こんなときだからこそ向き合うことができるテーマだと思っています。
自分の身の安全を守るためにも婚活してみませんか?
早く、ウイルスが消息することを祈ります。